能勢税理士事務所

通帳コピーや領収書請求書等の資料に基づき月単位の試算表を作成し、お客様に年間一定回数の訪問又はズームやメール等で内容を報告します。（なお、自計化支援とはお客様ご自身で記帳ができるように支援することです）

試算表とは下記のような表のことであり、その事業者の財政状態（財産債務がそれぞれいくらあるか）や経営成績（儲かっている儲かっていない）を数値化したものです。

事業者は個人であれ法人であれ1年に1度いわゆる決算書を作成し、それを基に税金の確定申告と納税を行う必要があります。この決算書を作成するために記帳を行う必要があります。

1年分まとめて記帳を行う方法もないわけではございません。しかしなるべく1月単位で記帳していく方が、記帳そのものの正確性（事業者様が取引内容を正確に記憶しているかどうか等）、期中の税務会計上の有利不利の判断等の観点から望ましいと言えます。

記帳を会計事務所が代行するメリットとしては、お客様がご自身で行う場合に比べて手間が削減でき本業に注力できる、記帳そのものの正確性の確保、タイムリーな月次試算表の作成が可能になる等です。

月次試算表がタイムリーに作成できれば、無駄な経費がないか等の見直しや、次の打ち手を早期に考えること、融資に伴う金融機関との話し合い等、多くの点で有益です。

事業にまつわる税務についての社長の疑問を解消します。

当然お客様からの疑問を待つだけではなく、こちらからも税務についての情報を発信し、お客様にとってのベストな選択は何かを相談させていただきます。

また、税制上選択肢が複数ある場合（例えば昨今の適格請求書発行事業者として登録するしない等）には、その制度内容をお客様と共有し、お客様自身がメリットデメリットを踏まえた適切な判断をできるように促します。

決算数ヶ月前（目安決算３カ月前）に、その時点までの経過月の実績＋社長からのヒアリングによる未経過月の予測により、1年間の損益及び納税額の予測を行います。

この予測により、決算を社長の望ましい着地に近づけること及び資金面・心理面での納税の準備をすることが可能になります。

例えば社長としては僅かでもいいので黒字希望だが予測として赤字予測の場合、具体的に黒字にもっていくためにはいくらの利益が必要かわかり、その額の程度に応じた売上向上や経費削減を考えられる等です。

1年間の決算に基づき決算書・申告書を作成し、税務署に申告し、必要な納税額をお伝えします。

当然適法の範囲内でできる限り納税額を抑えられるよう努めます。

税務調査の立ち合い、税務署職員との話し合い、修正の必要がある場合にはその修正した申告書の提出等や修正税額の計算等を行います。（話し合いにおいて、税務署の言い分を一方的に聞くスタンスではなく、争える部分についてはこちらの法解釈や見解についても述べ追加の税額を発生させないように努めます）